石上豊という人物05

45歳。独身・・・だった男石上豊(45)。というのも1年前の同窓会でこれまでの人生、ガラリと変わったそう。石上豊(45)が話すには、こうだ。1年前に同窓会の誘いが来た、普段だったら欠席に丸を付けるのだが仕事でもストレスが溜まっていて孤独を感じていた石上豊(45)は気まぐれで出席に丸をつけた。何か良い再会があるといいなとほんのり期待をして、久しぶりに知り合いと会うので美容室で髪を切り、清潔感のある服を買い、しっかり髭も剃って出かけたそう。

何十年ぶりに顔を出した石上豊(45)は、あっという間に人に囲まれた。「おい、久しぶりだな!何やってたんだよ」、「石上くん、変わってないね。」そんなひとことひとことがとても嬉しかったそう。普段の石上豊(45)といえば、無口な性格なので仲良しの同僚もおらず会社と自宅の往復する日々。あらゆるストレスのはけ口は、専ら一人飲みか、一人カラオケ。そんなプロ孤独こそが石上豊(45)なのである。しかしこの日、そんな毎日を大きく揺るがす出会いがおきる。

かつて、好きだった、「森口さん」との再会だ。森口さんといえば、男子全員の憧れであったそう。声をかけるのもおこがましい、とまるで神のように遠くから見つめていた、そんな神も高校卒業と同時に見知らぬ大学生と今風で言う、「授かり婚」をしていた。当時はショックを受ける者もおらず「大学生じゃかなわないよな、変に同級生とじゃなくて安心した。」と言っていたほど。
その「森口さん」が目の前にいたのだが、まわりの女性たちよりも10歳は老け、しわ、しみ、タルミ、白髪も染めておらず愕然とした。これがあの森口さん?そう思った石上にかつての学級委員が耳元でこう言ったそう「森口さん、去年から一気にあんな風になってしまったんだ。老けたよな。元旦那にいろいろあって離婚したみたいだよ。」

石上豊(45)はこの時、(結婚してずっと一緒だった人がいなくなって寂しいよなぁ。俺はずっと一人だからいいけど。)と思い、初めて声をかけた。いかんせん無口な石上豊(45)なので久しぶり、という挨拶から一向に面白い話が浮かんでこなかった。しかしそんな変わりない石上豊(45)を見て大層安心したそう。家もなんと割と近所だったということもあり、今度ゆっくり話そうか、と連絡先を交換し徐々に会うようになっていった。森口さんは、子どもがもう成人しており東京で一人暮らしをしているので今はとにかく心細い、寂しい、と言っていたそうだ。石上豊(45)とは初めてこんなにお話したね、と嬉しそうだったとのこと。仲良くなるにつれて、自分の見た目に気を使えていなかった森口さんが少しずつ美しさを取り戻していったそう。そこから二人が付き合い、結婚するまでにそう時間はかからなかった。再会して、おおよそ6か月のスピード婚に同級生の誰もが驚いた。先月行われた同窓会では元クラスメート大勢からお祝いをしてもらった。森口さんの美しさにも驚いていたそうだ。

今年4月には、森口さんの子供にも会いに東京へ二人で飛んだ。まさかこの歳で再婚できると思っていなかった息子は驚いていたが、老け込んだ母とは見違えた以前の綺麗な母の姿をみて涙ながらに喜んでいたらしい。この時石上豊(45)は、絶対息子さんには反対されると思っていたので安心した、と、良かったと帰りの飛行機で良かった、と二人で胸をなでおろしたとのこと。石上豊(45)は改めて、「こんなに美しく、心も綺麗な女性を嫁にもらうことができて、45歳と人生半分諦めたようなもんだったけど、捨てたもんじゃないな。自分にはもったいない程幸せです。」と語った。

関連記事

ピックアップ記事

  1. 日本で働いている外国人の数は、2018年時点で128万人を超えます。飲食店や建設業など、私達の住む街…
  2. デジタルデータソリューションの企業概要デジタルデータソリューションは、デジタルデータにまつわるサポー…
  3. アーキジャパンは建設業界を専門にするアウトソーシング事業をおこなっている東京都にある会社です。中心の…
ページ上部へ戻る